「成長期に多い膝痛、オスグッドってなに?」
この記事はこんな方におすすめ!
・子どもが膝の痛みを訴えている
・膝が痛くて運動できない!
・膝の下が腫れて痛い
・成長痛って放っておいていいの?
こんにちは!三郷たいよう鍼灸整骨院です!
先日患者さんから「最近小学生の子どもが膝が痛いって言ってるんだけど、どうしたらいい?」と質問を頂きました。
今日はこちらの質問にわかりやすくお答えしていきます。
目次
1.成長期の膝痛、オスグッドって何?
2.オスグッドって何で起こるの?
3.当院でのオスグッドの施術方法
1.成長期の膝痛、オスグッドって何?
オスグッドとは、正式名称をオスグッド・シュラッター病といい、小学校高学年から中学生くらいまでの成長期にあたる子どもに多いスポーツ障害です。
主に男子に起こることが多く、特にサッカーやバスケットボール、バレーボールなどの膝への負担が大きいスポーツで多くみられる症状です。
まれに、高校生でも起こることがあります。
膝のお皿の下あたりにある、ポコッとした部分を脛骨粗面(けいこつそめん)といい、オスグッド・シュラッター病ではこの部分に痛みが生じます。
2.オスグッドって何で起こるの?
太ももの前面にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の使い過ぎや柔軟性の低下から、オスグッド・シュラッター病を発症してしまうケースがほとんどです。
大腿四頭筋は膝のお皿の上を通って、脛骨粗面に付着しており、膝の曲げ伸ばしをする際に重要な役割を担う筋肉です。
サッカーやバスケットボールなどで膝の曲げ伸ばし動作を繰り返し行っていると、大腿四頭筋が付着部の脛骨粗面を強く引っ張ってしまい、脛骨粗面の一部分(骨端軟骨こったんなんこつ)に剥離が起きてしまうことで発症します。
成長期の子どもの骨はまだ柔らかく、硬い大人の骨に変化していく過程にあります。また、筋肉や腱よりも骨の成長スピードは早く、先に骨が成長してしまうことで、柔らかい骨を筋肉や腱が強く引っ張ってしまうかたちになってしまいます。
そこに過度な運動などによる負荷がかかってしまうことで膝に痛みが生じてしまいます。
多くは、成長が終わると痛みが治まる場合がほとんどですが、無理をしてしまうと大人になってからも痛みが残ることがありますので、痛みが強い場合は休息と適切なケアが必要です。
3.当院でのオスグッドの施術方法
オスグッドは大腿四頭筋の柔軟性が重要になってきますので、当院では指圧やストレッチなどで大腿四頭筋の柔軟性を高めつつ、HVなどの痛みの軽減に特化した電気治療や、特殊な器具を用いた施術方法で、症状の改善を目指します。
また、テーピングなどを行い、日常生活での負担もケアしていきます。
成長痛は放置すると、大人になっても影響が出ることがありますので、早めに相談・ケアを行うようにしましょう!
お電話ありがとうございます、
三郷たいよう鍼灸整骨院でございます。